2011年12月29日木曜日

Selected 10 Releases from Japanese Net-Label 2011

Can't believe its few days away from end of the year... (like always)

So, its this time of the year again = wrapping up the releases.
First is the 10 favorite Japanese net-label releases I have listened this year.
I was too lazy to write down my thoughts about the release in english...
Instead, I have wrote the genre of the release and the preview.
All of them are my favs, so hope you enjoy it as well!


さてさて、今年ももう終りですね。全然また更新してないですみませんでした。いやいや、今年のリリースを足早で聞きなおす作業をしていたんです。
去年のリリースまとめは2月ぐらいまでもつれこんだ記憶があったので、今年は早めにやろうと思いました。
そして…100年が過ぎました…した…した……。

てなわけで最初は日本のネトレベ10選です。
割とメジャーなリリースばかりかと思うので、ネトレベフリークさんにはアレな10個かもしれませんが2011年を振り返る系としてご活用くださいまし><

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1. [BK-K_009] tecra - mint ep (分解系

Genre: Breakbeats, IDM, Electronica

今年もっとも飛躍をとげたレーベルのひとつであろう、分解系からのリリース。
高速ブレイクビーツが鳴り響きながらハイクオリティなニカな音響処理が冴え渡り、脳汁が出ます。
1曲3分も無いトラックが5つと、とても短くジャケどおりタブレットを食べている感じですが凝縮されていて好きです。


Preview: M03. Pepper




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2. [mzkg015] V.A. - Mizukage Records Compilation vol.06 (Mizukage Records)

Genre: Ambient, Experimental, IDM

大躍進を遂げたのが分解系なら大復活を遂げたのはMizukage Recordsでしょう。
しかしこのコンピは、まさに昨今の日本ネットレーベル界で大活躍しているエレクトロニカ系アーティストが勢ぞろいしていてすふぉい。
Mizukage代表のShintaro Aokiはもちろん、Go-qualia, atnr, Fugenn & The White Elephants, Himuro Yoshiteruなどなどと、曲のジャンルも横断的ですが不思議とまとまり感あり素晴らしかったです。

Preview: M07. yoshihisa nagao - trojans


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3. [JOJI-003] ProjectHL2 - heartache EP (女児レコーズ)

Genre: Jazz, Chill, Easy-Listening

こちらは以前にもブログで記事書きましたが再掲です。やはりこのリリースははずせませんでした。2曲だけながらとてもポップでかわいい。
そしてこのジャケ。ずるい。早くProjectHL2氏の次のリリースが聴きたいこのごろです。


Preview: M2. as rain fell





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4. [TAPE001] iserobin - hemogTAPEtrax2 (Otherman Records)

Genre: Braindance, Acid, Breakcore

こちらもちらっと紹介したかもしれないリリース。ブレイクコアに特化したOtherman Recordsから、RephlexサウンドバリバリなEPです。
303から聞こえるへんてこなメロディと出現が良く分からないサンプリング。そして癖のある展開。まさにブレインダンスです。
M5.nbssとかM7.Pndとかキャッチー満点で大好きです。


Preview: M5.nbss



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5. [Hz-003] Takeshi Kagamifuchi - Kvant (Hz-records)


Genre: Electronica, Glitch, Minimal

硬派で良質な電子音楽を提供するHz-Recordsからのリリース。
ジャケどおりの無機質で遠未来感ある機械音の集まりになっております。アグレッシブさは控えめですが、それがゆえに底知れない力を秘めている感じがしてきてクール。
是非とも音響の良いハコで大音量で聴いてみたいです。


Preview: M3.Uni



Takeshi Kagamifuchi - Kvant (ZIP)

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6. [bump154] Seimei & Taimei - Mediterranean Blue EP (Bump Foot)

Genre: Deep Minimal, 4x4, Chill

やはりこれは欠かせません。今年もBumpfootは勢力的にたくさんリリースしてくれまして私を楽しませてくれましたが、これは別格でした。まさにジャケどおりの2曲になっていて、ほんとエモさとチルさが素晴らしい。随所感じるmuzieっぽい感じも◎
しかし、今聞きなおしていますが、、まあ、、、海行きたくなりますね…特にこう寒いとね…


Preview: M1. Mediterranean Blue



Seimei & Taimei - Mediterranean Blue EP (ZIP)

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7. [Ti004]Shako-Pani - muzieSketch (Tia-Licot Netlabel)

Genre: Eroge'n'Bass, Electronica, Drill'n'Bass

エモさでいったら今年もShako-Pani先生はやってくれました。
相変わらずの美メロ+アーメン節全開でヘビーローテーションしていました。
個人的にお気に入りはM3. Muzelotte。ダウンテンポ気味でアーメンは一切無しなのですが、ジャケのように夕焼けが似合うダウナー感が素晴らしいです。
CD製作もしているらしいので、来年も目が外せません!!!

Preview: M3. Muzelotte



Shako-Pani - muzieSketch (ZIP)

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8. [MYWR-044] ima - Fall of the leaf (迷われレコード)

Genre: Field-Recording, IDM, Glitch

マイペースに、しかし着実にリリースを重ね、いまや欠かせない存在となっている迷われレコード。
このリリースは迷われレコードぽくなく、とても電子音的で、グリッチがかかっています。
しかし、どこか無機質なセカイ系っぽさを感じるところが”迷われ”感出ているなーとも…
気持ち良いグリッチ音とほのかなエモさが絶妙です。オススメ。

Preview: M2. Fall of the leaf



ima - Fall of the leaf (ZIP)

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9. [maru101] 宮内遊園地 - 宮内遊園地 園内BGM集 (Maltine Records)

Genre: Hardcore, Rave, Jungle

今年一番ぶっ飛んでいたリリースといえば間違いなくこれでしょう。宮内遊園地。なんだよそのアーティスト名…
しかし宮内遊園地の音楽はオールドスクールレイブを極めすぎてもはや違う宇宙からやってきたレイブ音楽になってます。
M1.開園の「ビアッチ!遊園地から」 M12.閉園まで聞き終わったら間違いなく遊びつかれしています。くれぐれも仕事中に聴かないように!


Preview: M4. Rokusuke Inc (ver.2)



宮内遊園地 - 宮内遊園地 園内BGM集 (ZIP)

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10.  [TR-013] V.A. - BLC3 (つかさレコーズ

Genre: Minimal, Techno, Anime


最後に紹介するのはつかさレコーズ。身内枠スミマセン…
Basic Lucy Channelと打った一連のつかさミニマルコンピ第3弾のものです。
4曲それぞれ違った曲風の4つ打ちで、らき☆すた?つかさ?アハハバルサミコ酢?とかの人もテクノ、電子音好きなら楽しめる内容になっております。是非是非!


V.A. - BLC3 (ZIP)



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Other Favorites from Japan!

[路001] 路上クルー - 喧嘩EP 【Genre: 2step, Anime】
[BK-K_015] nyolfen - fourpoles   【Genre: Ambient, Minimal】
[BK-K_018] V.A. - Bridge of Babel    【Genre: Electronica】
[OTMN013] CDR & iserobin - CDROBIN EP  【Genre: Breakcore, Braindance】
[TR-015] Penguin Dance - Oh What  Does she love her sister THAT MUCH     【Genre: Techno, Nerdcore】 
[foot165] Ollie Cram - Least We Forget 【Genre: Dubstep, Dub-techno】
[totokoko 018] V.A. - totokoko march  【Genre: Ambient, Folktronica】
[skm-001] V.A. - "short trip" 【Genre: Electronica, Chill】
[maru90] 三毛猫ホームレス - KANEKURE 【Genre: Pop, Nerdcore】
[TUXU005] karanabe - Confederation Ebgp EP 【Genre: Electronica, Breakbeats】

and more...


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しかし日本のネットレーベルの充実ぷりは半端ないですね。記念的なことも色々ありました。


マルチネレコーズが100リリース到達、
mizukage recordsが休息から覚醒、
借家レコーズの初のCDリリース、
分解系もvirgin-babylon recordsと組んで初のCDリッリース…

などなど…誰かまとめて^q^

そろそろ飽和気味かな?って感じもしつつ、でも勢いは全然落ちていないとも感じます。
さてさてこんなんですが、、2012年はどうなるのでしょうねー。

2011年12月5日月曜日

8tracks - 140 vol.1




8tracks focused on 140BPM. You know when we say Vol.1, there is 2,3,4... Maybe.
This mix would probably be my most industrial mixes ever made...
Very Dance-able, aggressive. But not too hardcore.
Most of the tracks are dubstep sort of, sometimes they wobble too.
Hope you enjoy it for this holiday season as the year is about to end!
Tracklist and DL links are below as always.


またしばらくあいてしまいました。DJ Mixやら8tracks作ってました。8tracksはあまった曲のなかでも140BPMなものが結構あったのでそういえばBPMで縛ったこと無いと思い作りました。

今回はおそらくもっともインダストリアルな感じに仕上がってます。アーティストもSubmerseやらStarkeyとかiTAL-tEKとかの名前が揃っていますにね。しかしその中でもMadmaid君の曲がまったく負けていないのがすごいです。路上レーベルから出しただけあって本気度も伝わります。

しかし140多いですねぇ。予想以上でした。
Vol.1と打っているからには2,3つくろうかなーと勝手に思っています。
それでは以下トラックリストですー

"140 vol.1" - tracklist

1. th'idiot - ear pinch [CF055]
2. Submerse -  Night Of The Living Donk [OMN052]
3. Starkey - Eris [Unclassified]
4. iTAL tEK - Moonbow [ZIQ272]
5. madmaid - punipuni [路-001]
6. Swin Deorin - Infinite Triumph [s27-069]
7. Madame - Side Chain Sunset [MV018]
8. nAM sHUB - 01 PHREE EARED TRIP [PHREE]

total time: 43:06

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M4以外は普通に落とせるので落として電車の中で聴いて踊ってください。8tracks自身もiphone, androidアプリできてますしもうどこでも楽しめますね。

しかしもう12月ですね…あっという間すぎて恐い。いろいろまとめないと去年の二の舞になりそうですのでしばらくまたまとめ紹介記事が多くなりそうですがご了承おば><

2011年11月16日水曜日

ネットレーベルをはじめたいと思っているあなたへ by Marc Weidenbaum

http://www.lucnix.be/d/63154-2/Futuroscope_40.jpg


いつもリリースばっかりチマチマというか極細な頻度で紹介してましたが、今回はちょっといつもと違ったことを紹介しようと思います。

というのも、先日海外ネットレーベルブログ、netlabelism.comの記事を探っていたら

"If You’re Thinking of Starting a Netlabel…"

とかいうタイトルでサブタイトルに「20-plus proposed rules for how to give away music creatively and communally」、みたいな、よく釣れそうな記事があって、私も釣られて読んだわけです。

読み終え、とてもリスナーとして共感する部分が多かったのですが、
そういえば日本ではなかなかこういうネットレーベルまとめ系記事って言うのは少ないし、
(これ和訳したら結構有益だし、いっぱいの人に読んでもらえるかなー!)

みたいな悪巧みを思いついてしまったわけでありまして。なので。
そんなこんなで記事を発見したのが8月で、もう11月になるわけですが、いまだにどこにも紹介されていないということなのでこんな細っちいブログでかいつまんで紹介しようと思います。

原文は上のリンクからどうぞ。もともとは"Disquiet"というアンビエントに特化したネットレーベル系リリースを紹介しているMarc Weidenbaum氏による記事です。原文も難しくないし読めばいいと思います。

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「ネットレーベルをはじめたいと思っているあなたへ
- クリエイティブ、かつコミュニティを築きながら音楽を提供する20+のルール」


もしあなたがネットレーベル始めたいと思っていたなら、そのあふれ出る情熱に背を向けず突き進んでください。しかしネットレーベルという"ムーブメント"はまだ始まったばかり。ルールも無ければテンプレもない。やり方はすべて自由。だからこそ戸惑ってしまうところがある。

それでもネットレーベルには何種類かに大まかに分類できるまで成長したと言えるだろう:

1. 固有のウェブサイトを持つもの
2. soundcloud,bandcampなど既存のウェブサービスを使って運営しているもの
3. すでに運営していたレコードレーベルのサイドプロジェクトとしてのもの 
4. ポッドキャスト
5. 一夜限りとか、超短期かつ突発的なものとして
6. 営利企業によって厳格に運営されているもの
などなど…(訳注:あと2つありましたがあまり自分には馴染みの無い感じなので分かりませんでした…)

繰り返しになるが、このように分類してもほとんど意味が無いぐらいネットレーベルのあり方は自由で、一貫性も無い。だが、一貫性は無くても、既存の、しかも有名なネットレーベルから学べる共通点もいくつかある。

以下に列挙する項目は、一リスナー、オブサーバーとして私が、ネットレーベルを始める上で重要だと思う点だ。ネットレーベルをはじめるときにチェックリストとして使うと良いかも。


1. 固有のサーバ、URLを持とう。
- 永遠にあるホスティングーサービスなどこの世に無い。

2. RSSフィードをつけよう。
- RSSを使ってチェックしている人は多数いるはずだ。

3. リリースする曲ひとつひとつ試聴できるようにしよう。
- まとめて落とす人だけとは限らない。

4. シングルだけリリースするのはやめよう。
- アルバム単位とかのほうが長く続けられる。シングルだけだと息継ぎが難しい。

5. リリース単位でダウンロードできるようにしよう。
- 1曲ずつだけだとだるいと思うリスナーは多い。

6. リリースを俯瞰しよう。
- リリースごとにレーベルのテーマやカラーに統一性が持たれているか常に注意しよう。

7. 商業ベースのレーベルだけを学ぶのは辞めよう。
- テレビ、映画、アニメ、新聞、雑誌、ラジオなど、既存のレーベル以外から常に自分のレーベルに使えそうなモデルやインスピレーションを得よう。

8. お金を取ることに躊躇しないで。
- 原則無料リリースにして、ドネーションやリリースに対する対価を要求する方法は確保しておこう。

9. 自身のサイトをHTML5フレンドリーに。
- テクノロジーの進化に遅れないように!

10. リリースごとに文章を。
- リリースの内容やアーティストの情報、その他ためになることを。

11. リリースページからアーティストのHPやリンクに飛べるようにしておこう。
- アーティストあってのレーベルですから。

12. 一つ一つのリリースを大切に。
- 音や視覚だけじゃなく、どうリリースを宣伝するか、表現するかも大事に。

13. ダウンロードは2箇所以上からできるようにしておこう。
- archive.orgが落ちていたときに見に来たリスナーは二度と落としに来ないと思え。

14. コピーライトについてちょっとだけ考えておこう。
- Creative Commonsについて学んだり、好きなレーベルのコピーライトについて学んで真似してみよう。

15. リリースに入っている曲数が少し過ぎる、あるいは多すぎるのは避けよう。
- 少なすぎると印象薄いし、多すぎるとリスナーは躊躇ってしまう。

16. ジャンルではなく、タグ。
- ジャンルではなく、タグ。

17. リリースする音楽より自分がうるさくならないように。
- 過剰に宣伝しても反感を買うだけ。

18. レーベルから出したアーティストによるコミュニティみたいなものをかもし出しておこう。
- リミックスし合せたり、DJミックスに使わせたり。そうすることでリスナーも他のリリースをチェックするようになる。

19. 根暗にならないように。
- 他のネットレーベルと繋がろう。

20. 2つRSSを持っておいてそいつはポッドキャスト用にしておこう。
- 自身のレーベルを紹介するプレイリストみたいなのを作るといいかもしれない。

21. 驚かそう。
- クリエイティブに。

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いかがだったでしょうか。細かい点が多かった気がしますが、個人的には曲数とかダウンロードについて、宣伝方法に共感する部分が多かったです。RSSに固執気味なのもリスナーとしてはアンテナキャッチしやすいからってところがあるでしょう。

個人的に追記するなら

22. 1人でやらない。
- 1人でイチからやるのは大変。少なくとも最初は一緒にやってくれる仲間を1,2人誘おう。

23. archive.orgをもっと使って!
- あれほど巨大で世界中が使っているホストサービスはなかなかない。

24. 定期的にコンピレーションを作ろう。
- レーベルの方向性が一目で分かるリリースはリスナーにとって便利。

ってところかな。特に2.とかは個人的に日本のネットレーベルさんはもっと活用して欲しいです。おせっかいですみません。

とはいえネットレーベルのあり方は自由。この21項目+3なんかクソ喰らえ!俺はその逆を行くぜ!ってのもオオアリ。


とりあえず一番大事なのは、ネットレーベル始めたい!って思ったらその日を誕生日にしましょう!(そしてボクに音楽を提供してください!)

2011年11月12日土曜日

City of the Asleep - Transcendissonance




[Artist]: City of the Asleep
[Release Date]: 2011/7
[From]: split-notes
[Genre]: Experimental, post-rock, Glitch, Psychedelic
[CAT number]: [SPNT007]
[Tracks]: 12tracks (47:38)

Igliashon Jonesというおかたのソロプロジェクト、City of the Asleepによる実験要素の強い12曲。不協和音とか12音技法とかそういうのに凝っているレーベル"split-notes"からで、内容もそういった具合で。

まずジャンルなのですが、おそらく初めて、Post Rockというジャンルを紹介しているかもしれません。ボクのbloggerのラベル欄には残念ながら無かったのではじめてになりますね。しかしPost RockといってもRock要素といったらギター音とベース音ぐらいになりますので、いわゆるRadioheadとか想像していたのであったらすみません。

post rock = ロック以降 = これまでやってきたロック以外を目指そうぜ!っていうジャンルぐらいしか認識していないのですが、そういう意味であればこちらのリリースもポストロックに当てはまるでしょう。素直に音楽的快楽を提供するのではないサウンドがちりばめられていて、反骨精神が感じられます。リリースページにも「アーティストは長らく"調和信仰"に対する批判精神を持っている最高な野郎だ!!!ヒッハー!」見たいな事が書いてあり、ジャケとかの雰囲気からもそういったのが感じられます。

それはそれでなんか逆に型にはまっている感じありアレなのですが、純粋に音を聞くと、いわゆるポストロック(そもそもあまり聞かないのでこれも偏見あふれていますが)に収まっておらずいろいろ試しています。
それを一番体現しているのはM3. Trilobeなんかでしょう。壮大なクラシックな音で盛り上げておきながら後半いきなり商業っぽい安いダブステ音。
M11. Concrete Monolithとかはヒップホップの要素やグリッチなサウンドで興味深い。

普段聞きなれた音楽に飽きたときにはもってこいな音楽です。


Preview

City of the Asleep - Trilobe




City of the Asleep - Transcendissonance (page)
City of the Asleep - Transcendissonance (zip, mp3)


ちなみに、アルバムタイトル、「Transcendissonance」は
Transcend+Dissonance=不協和音を超越する
だそうです。

2011年11月10日木曜日

Colony - Meet, Merge, Dissolve




[Artist]: Colony
[Release Date]: 2010/12
[From]: Self Released
[Genre]: Ambient, Dubstep, Glitch
[CAT number]: [IIIHIII 01/2010]
[Tracks]: 12tracks (79:38)

Colony's debut album. Self Released from bandcamp and archive.org. Mostly ambient, sometimes dubstep sort of drums assorted.

This release reminded me of Orbital's "Orbital 2", the brown one. This one, more ambient though.
So like the brown album, you should first listen through as it is ordered. Like I said, it is mostly beatless, but rather than the solid sound, each track is pretty simply made.

Like most of the electronica, ambient albums, when you finish listening, although there is no lyrics or liner-notes, you get the feeling of what they want to express through out the album. This album does "that" thing also.

This album lets you to concentrate on this album. In other words, lets you escape from your reality for 79minutes. Take this album and listen when you are on your train to somewhere else.




2010年12月リリース。Colonyによるデビューアルバム。Colonyについては自身のブログでしか確たる情報はなく、謎が多いです。当アルバムはというと、アンビエント、一時ダブステップ。な。

まずは一通りちゃんとトラック順に聞くことをオススメします。最近めっきりCDリリースされた有名なニカなアーティストのアルバム聞いてなかったのですが、これを聞いてエレクトロニカにはまった頃のCDたちを思い出しました。

こう、、、もやっとした全体を包むまとまり感。聞いた前と後では世界線が少しかわった感じのあの事後感。あのキスの前と後とでは、世界のなにもかもがry

全体を通してほとんどビート無しです。ほんとダブステップのようなリズム隊やブレイクビーツは最小限に使われています。そうすることで明らかに程よい「物足りなさ」を演出している感じで、まんまとハマって何度も聞いてしまいます。

それでも嫌らしさを感じないのはアルバムほとんどを占めているミニマル感あふれるアンビエントサウンドがとても良質なのだからか。ベース音の間違いなさもあります。逆に全体を通して感じる大人な雰囲気、大御所感がすがすがしく嫌らしいです。

そんなこんなで一番のオススメはM7.Fill the distance。
展開は、フワフワなウワモノ→ベース音→ドラム→コード音
と割と定番な感じですが、すべてが重なったとき、たまらなくカッコいいのです。
そして曲もそれほど長くないので、コード音が重なったら割とすぐ終わって酩酊モードへ。
盛り上がりきらない感じが良い。


荒涼とした大地で、一人立ち竦みながらお聞きください。

Colony - Meet, Merge, Dissolve (page)
Colony - Meet, Merge, Dissolve (bandcamp)
Colony - Meet, Merge, Dissolve (DL) ←WAVです

2011年10月31日月曜日

Iszen - Informal EP


[Artist]: Iszen
[Release Date]: 2011
[From]: Musica Vermella
[Genre]: IDM, Glitch
[CAT number]: [MV017]
[Tracks]: 6tracks (23:43)



From a europe based net-label, Musica Vermella.
6 various type of music genre. Hard to describe what genre each track would be.
Each track is very diverse. For example, the first track sounds very chilling easy-listening type of music, and then Iszen will suddenly give you beaty music on the next track. track3, you will listen to sounds that are very glitchy, like autechre.
I will leave you to discover the second half of the release, which all the track is totally different as I described above.

There is not much information about the artist Iszen in the internet. But after listening this release, I will definately need check out if there is any other release from this shadowy artist.


バルセロナとベルリンという音楽文化豊かな二つの都市をまたいでいるネットレーベル、Musica Vermellaからのリリース。Iszenに関してはほとんど情報が見当たらない謎なアーティスト。

全体としてアブストラクトな電子音楽、というしかないリリースです。
EP内の6曲とも全部方向性が違っていて、チルっぽいトラックあればビート系だったりIDMしてたりと、多才っぷりを見せ付けてくれます。ただどの曲もどことなくオリエンタルな、怪しげな雰囲気があって、聞いててついつい気になっちゃいます。

さきほど一通り聞きなおしてみたのですが、全体としてのまとまり感の無さはM5のためなのかなーって思ったり。M6はどっちかというとボーナストラックで、M5はビート無しで、童話っぽいメロディありな、まさにEPを締めるエンディングな雰囲気。

個人的に今年一番謎という意味で記憶に残るEPかもしれません。おすすめです。

Iszen - Informal EP (page)
Iszen - Informal EP (zip)

2011年10月16日日曜日

goreshit - semantic compositions on death and its meaning




[Artist]: goreshit
[Release Date]: 2011/06
[From]: Bandcamp
[Genre]: breakcore, electronica, emo
[CAT number]: [###]
[Tracks]: 3tracks (17:50)



UK based electronic artist, "goreshit"'s self released EP from bandcamp. 3 decent breakcore tracks.
The first time I listened to goreshit's music was probably from the DQN Electronics series. (There is too much to talk about DQN Electronics, so i will leave it for now. if you dont know, just google it plz!)
I wasnt really a huge fan of goreshit, but I remembered him because he was one of the most aggressive ones, and the most prolific in the series.

So about this release.
First thing. Its not anime-lolicore.
This was little surprising for me because i didnt read any info about this release and I recognized him as a Lolicore artist.
After I finished listening this release, I learned his other talent = his melody making talent.
With his well known breakcore beat making skills (almost scary sometimes), his original melody sounds really beautiful.
Enjoy!



UKの"Lolicore"アーティスト、goreshitによる3曲入りEP。ジャンルはブレイクコア。
LolicoreといったらgoreshitかLOLI-RIPEかと言う感じの個人的な印象な片方によるbandcampからのリリースで、今回も相当アグレッシヴな狂気のロリコアを聞けるのかと楽しみにしていたら泣ける美メロなセカイ系ブレイクコアで攻めてきて良い意味で裏切られました。
3曲ともとても静かな終末観漂う楽曲に仕上がっていて、エモイ。
どの曲も同じぐらい好きで甲乙つけがたいのですが、あえてを言うならM2:o'er the floodが一番好きですかね。
同じコード進行が最初から最後までピアノで鳴っていながら徐々にスピードアップしていって疾走感あふれ、破壊的な美学(YOSHIKIっぽく)に脳汁が出ます。
6分あるんですがとても聞いてて飽きない感じで最後は綺麗にフェードアウトしていく…

こういう曲はなんかエモい気分になりたいときとかに聞くとかなり響くんですが、まあハッピーでイエイな時には聞かないほうがいいと思います。
WEGとかThe Flashbulbなどが好きな人は間違いなくオススメ。嫌いな人もオススメ。
そんなわけでbandcampで無料でも聞けるので聞いてみてくださいネ!


goreshit - semantic compositions on death and its meaning (bandcamp page) <- preview available

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そんなgoreshitの新たな一面を発見したわけですが、そうこうしているうちに新譜(bleak.)が出ていました。
多作でいったいいくつ出しているのか分からないといわれていますが、素晴らしい限りですね。
あとDQN Electronicsシリーズも新しいのが出たらしいのでグーグル検索してみると幸せになるでしょう。

2011年10月9日日曜日

8tracks - natsu no omoide




To me, 8tracks is a really good way of keeping my favorite tracks from net-label.
Sometimes I go back to my old 8tracks mix and listen, but its always good. Well of course because its made with my favorite tracks = how can you not like it?
So these mixes are mostly made for me, but since its "The Internet", I can share with others!

This time its mainly about remembering that summer. End of the summer is always nostalgic, so its not really about the specific summer for me.
Songs are too mostly nostalgic, and very trancy this time. 4x4 beats with song progressing slowly in to the end...

Tracklist and the DL links for each tracks are in the below and,,, hope you enjoy it!



10月だし残暑も死んだっぽいので夏の思い出的な8tracks作ってみました。(別に9月にあげるのを忘れていたわけではないです!!!ありがとう!!!)
今回は割りとトランス、4つ打ち、テクノな感じに仕上がっています。特に最後の2曲はMuzieっぽくて良いです。(M7はニコニコから)
もうたぶんしばらくは8tracks作らないかなーって思いますが月に1度あたりはなんだかんだ作りそうだし今後もよろしくということです><

イカトラックリストですー

"natsu no omoide" track-list

1. planet boelex & mosaik - sisumies [kahvi218]
2. Missqulater - Tropicana [zrm011]
3. Anonymous Coward - Our Time Is Coming [NKR794]
4. すもも姫 - railwalk [Innocent Summer]
5. ProjectHL2 - as rain fell [JOJI-003]
6. 30[eks] - All Kinds Of Things [Thirty X]
7. tr - obsession [HP]
8. Seimei & Taimei - Mediterranean Blue [bump154]
9. Sima - minuet from a diary [Bandcamp]


total time: 49:21

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ちなみにジャケはもちろんたかみち先生です。たかみちBDほしい!観たい!すみません!

2011年10月3日月曜日

N-qia - qia songs





[Artist]: N-qia
[Release Date]: 2011/07
[From]: La bèl netlabel
[Genre]: electronica, ambient, jazzy
[CAT number]: [LBN010]
[Tracks]:4tracks (18:02)




If you often go to netlabel review blogs, you would probably seen these two dogs many-many times already. I also have to write about this review because its REALLY GOOD! If you like electronica, you wont regret it.

All tracks includes female vocal, singing something in Japanese. Although I'm Japanese but can't really get what she is saying. But thats not really a matter, since it fits so well with other instruments timbre.

The first track,"frosty" is very jazzy, and the song title pretty much describes it. My favorite is the 4th track, "Fullmoon"(preview at the bottom). The rythm and the drum sounds very "post-dubstep", but the track itself is very ambient and uplifting.

So its pretty enough of my description,now its your turn to give it a try!



イタリアのネットレーベル、La bèl netlabelから、日本人二人によるユニット"N-qia"のリリースです。多幸感あふれるエレクトロニカ4曲。

出ましたよ。今年のリリースで5本の指に入るぐらいツボなEPです。

聴くたびに、「なぜ今まで僕はN-qiaを知らなかったんだ!」って後悔の念が浮かんでくる類のリリースです。 1曲目は普段ネットレーベルであまり聴かない感じのジャジーなイントロで、これまた「おっ!」ってなる感じでフックインされ、次に透明感あるボーカルが入り、これまたボーカル入りは聞かないのでまたまた「おおっ!」ってなり、気づいたらのめりこんでいきました。

ボーカルが入る曲はもともと好きじゃなかったせいかネットレーベルでもあまり好きになることはレアなのです。ですが、N-qiaさんのボーカルは良い意味で癖が無く、またあまり歌詞らしい歌詞がない、、、というか歌詞を意識させなく、ひとつの”楽器”として素晴らしく機能していて自然と受け入れることができた。もちろん何かを歌っているので、その歌詞には意味があるんだけど、歌詞を楽しむとは別の楽しみ方を提供してくれているのが良いです。

割とどの曲もエモい感じのエレクトロニカなのですが、ボーカルがエモさをかもし出しているわけではなく、ピアノだったりシンセ音だったりが主旋律を奏でていてエモさを引き出しています。

バランスが取れて、どれも主役をはれるレベルなんだけどお互い調和の取れた美味しい懐石料理をいただいている感じです。特に4曲目は至高でした。8tracksで紹介したΣ-Flyみたいなのに歌声が入った感じですごいぐあああって多幸。

そんなわけで無料でこんなに良いのは逆に申し訳なく感じますが、落として聴いてみたください。


Preview

N-qia - Fullmoon




N-qia - qia songs (page)
N-qia - qia songs (zip)





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ジャケの犬といい、La bèl netlabelのトップページといい、犬好きなんですかね?
しかし新しいbloggerの編集画面、とても慣れない…
美味しい日本食最近食べてないので食べたくなってきた。

2011年9月26日月曜日

ProjectHL2 – heartache EP



[Artist]: ProjectHL2
[Release Date]: 2011/08
[From]: 女児レコーズ
[Genre]: chill, easy-listening, jazz
[CAT number]: [JOJI-003]
[Tracks]:2tracks (06:05)

From Japanese label, "Joji Records". 2tracks EP. One is typical jazzy track, and the 2nd is Easy-listening BGM.
To me, I really liked the 2nd track. I dont know its similar in other countries super-markets BGM, but if you ever have a chance to go to japan, you would probably hear something similar to the 2nd track in the super market. All synth, very "laid-back", sluggish, has some kind of nostalgic melody, etc.
Its only 2tracks so you should give it a try!
DL link is at the bottom of the article.


まただいぶほったらかしていました。
だいぶ秋も深まってまいりましたね。いいえ。

今回は初めての"YESロリコン、NOタッチ!"な女児レコーズさんのリリースのご紹介になります。
2曲入り。イージーリスニング。ジャケットの女の子がかわいい。アーティストは女児レコーズ主宰の片割れらしいです。

2曲入りEPでとても短く、気分転換に聴こうと思って開いたら予想以上にビビっときました。
女児レコーズといったらまだ出ていた2つのEPしか聴いておらず、ジャンルとしてもどちらかというとクラブより?な音楽を趣向としていた印象があったので、このEPは1曲目から「おっ!」って感じでした。

1曲目は軽快なジャジーナンバーです。フュージョン?飛び道具としてのシンセ音が深みを持たせている感じです。
個人的には2曲目のほうがクリティカルヒットしました。いわゆるスーパーとかでかかってそうなイージーリスニング。常日頃こういう音楽を出しているネットレーベルとかないかなーって思っていたのでもうサイコウデス。もっとこういう曲のリリースが増えて欲しいですね!!!
シンセ音で固められていてそれがべったりーな感じをかもしつつメロディはちょっとどこか懐かしく切なく、どこにでもありそうな風景、なのにノスタルジーを感じてしまう。そんなサブアーバンな郊外音楽。90年代のプレステのシムシティ系ゲームのBGMとかにもありそうな感じの音楽です。

そんな感じの2曲で、非常に気楽に聞けてオススメなEPです。どうぞチェケラしてください。

2011年8月29日月曜日

8tracks "Pier 42"



8tracks again! 3 times in a row! sorry for those who doesnt like 8tracks,,, but its a good tool for me to keep tracks of what tracks were good!
and the good news is, its short! "8tracks" only!
So this time i focused on jazzy, chilly music to prepare myself for autumn season. Mostly jazzy-hip-hop, acoustic music.
(i dont know why, but i have a feeling that most "hip-hop", "jazz" net-label artists use bandcamp rather than other existing net-labels...)

Hoping someday i will get a chance to chill at Pier 42 in the near future...

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ほいそんなわけでまた8虎です。今回は秋に向けてチルチルなジャジー系を8曲詰めてみました。
珍しく8曲でしかも28分だけなので気軽にささっとチルってください。
最近こういうさわやかで薬にも毒にもならないかんじが好きです。特にM2みたいなのイイデス。サイコウデス。

ほてほて最後にもうひとつ8虎用意しています。いい加減うざい感否めないですが、用意してるのでいいよね!
夏を締めくくる感じのノスタルジェ~な感じになるとおもいまふ。
はー早く雪が降らないかなですねー


"Pier 42" track-list

1. Mezzo - Sweet Deams [C4L]
2. Locky-Stocky - Good Times [SHB008]
3. Raptor System - Autumn Garden [Hollow]
4. Ju-Ar - Turn It Up [Orange Air]
5. Onetalk - Mr Hotness [Free The Beats Vol​.​4]
6. incise - hope [Familiar Voices] (my blog post)
7. mike b - Let Go [The Thinking Step]
8. Beatsofreen - Gratitude [Future Memories]

total time: 28:10

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(みゆきさん、、、背が高くて見切れててごめんなさい…8tracksのページだとみゆきさんのお美しいお顔が見えますのでおすすめ。)

2011年8月25日木曜日

8tracks "kakkkkkoiiiiiiiiiii traxxxxxxxxxxxxxx"



Here is the another 8tracks mix i just made few days ago. kakkkoiiiiii means "cooooolllll!!!" in japanese. So this mix is a playlist of cool tracks that you can maybe use in dj's, show off to girls, whatever.

Most of the songs genre is "post-dubstep" sort of things. But like M4. is minimal-techno, M6 is abstract experimental-breakbeat-hip-hop...

By the way my favorite out of these is M7. by SoundNbeats.
Hope you don't skip the songs until you reach my favorite song! Enjoy!

Im planning to make two more 8tracks mixes, since i want to introduce you many other cool songs that are absolutely free!

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コニチワ。
また8tracksの紹介です。今回はかっこいい曲集ということでかっこいい曲ばかりです。割とジャンルは偏り無くと目指しましたがブレイクコア~ハードコア系かっこいいのが無かったのと、わりとポストダブステップみたいなのが多いので偏っています。
Bandcamp系で無料じゃなくなっているのもいくつかありますが、基本的に全部ネットレーベル紹介ブログとかで落として聞いたものばかりなので無料です(でした)。良かったらぜひぜひ落としましょう。



1. Volitune - Funkaplex [SWS047]
2. Himuro Yoshiteru - die everyday [SCHWEP05]
3. Apes On Tapes - Not That Ready [Foreplays]
4. chris_fou - e motion [handy-tec 027]
5. Crim - Distorbia [SUBL007]
6. Lgor - Ward [chase041]
7. SoundNbeats - Misty Hills (Chik Remix) [MLD014]
8. Lung - Whale Song [Cut Volume 1] (my review page)
9. Photophob - The Sound of Concrete (Hecq 'Melting Streets' Remix) [laridae060]
10. Cian - Rubber Chicken [Loud Mouth Compilation Volume 1]
11. Σ-Fly - Tides [WARMINAL003]
12. Mokhov - Fragments of Hope [Halcyon Days]

total time: 57:48


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個人的に特に好きなのはM7とかM11あたりの綺麗なニカ系ダブステップです。M11.のΣ-Flyのほかの曲も綺麗ダブステップなのでおぬぬめ。
まだまだ紹介したいものたくさんあるのでもう1,2個4-6月期のオススメ8tracksまとめ作る予定ですのでおたのすみに!

2011年8月22日月曜日

8tracks "theme for sultryyyyy summmmmeeeeerrrrrrr"

Hi All. As I may have said it before, im going to post some description in english.
ive never done this before, and have never written any music reviews in english, so dont expect me too much!
SO, here is my new 8tracks tracklist. (although its been posted nearly a month ago......)
AND i just found out recently that 8tracks widget seems to work pretty good. so enjoy listening from this page right away! YUPPY!

As the title of the 8tracks describes, these songs are mainly lazy, 'humid'y, cheap, dubby...
Although hot summer is about to end but,,,....Enjoy!


お久しぶりでございます。
夏なのでしばらく惰眠をしていました。最近だめですね。
先月にあげた8tracksいい加減トラックリストやらを書かないといけないなということでブログ書きます。

今回はこれからの夏に向けて蒸し暑い感じをイメージしたのです。がどうやらもう季節は晩夏に向かいつつありまして…まあまだまだ暑い日は後何回かあると思うのでそのときにでも聴いていただけたら!
ダブとかちょっとやる気のない曲だけど良いみたいなのが多めです。

うだうだ言っててもしょうがないのでTLですどぞ。
8tracksのウィジェットが結構使い勝手よさげなのでウィジェットも下にのけてみた。こっから直接聴けます!ちなみ画像は最近2期が決定した(!!!!!)ミルキィホームズのシャ○です。シャロは信じてました~!


"theme for sultryyyyy summmmmeeeeerrrrrrr" Track-List


1. Elkor - Vascogeni senohm [Quidam of Khentamenti]
2. A Man Called Pj - Dubalalla [fpr057]
3. iserobin - Pnd [TAPE001]
4. Sleepers awake - Nothing beats a drum [Free The Beats Vol​.​4]
5. Esquire - The Time (Esquire & Joe Friday's Filthy Bit Remix) [The Sounds Of The Future EP]
6. 三毛猫ホームレス - KANEKURE (Gassyoh Remix) [MARU-094]
7. Q squared - Pazan (remix) [schwep04]
8. Jambassa - Them never love the Flowers (Jambässa Remix by Dub One!) [iD.065]
9. .crk - untitle 1 [mi167] (my blog review)
10. Mnolo - Collective Unconscious [Texas Compilation]
11. Seahorse Drivers - Die Letzte Linie Fiel Im Morgengrauen [chase040]
12. Comfort Fit - Bermuda [STROKE​.​MUSIC]
13. Bandfx - Babydub (VIP 2011) [GNs Compilation - Break Asymmetry]

total time: 56:06



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今回は結構だるげな曲ばっかで特筆的に好きな曲はあまりない、、、がiserobinによるM3とかハイライトだと思います。合唱さんの久々のトラックもイイデスネ。

実は昨日8tracksあげたばっかなので近々そっちの紹介もします!たぶん!

2011年7月4日月曜日

Moth Equals - The Fall and Rise



[Artist]: Moth Equals
[Release Date]: 2011/03
[From]: Bandcamp
[Genre]: trip-hop, ambient, downtempo
[CAT number]: [N/A]
[Tracks]:10tracks (55:42)

おそらくLondonベースのアーティスト。しかしサンクラを観るとアフガニスタンの文字があるのでアフガン人なのかもしれません。
ジャンルはいわゆるTrip-hopかな。結構大味なのでポストロックっぽさもあります。低音も結構重圧感があるのでクラブ栄えもしそうです。

普段あまり僕はtrip-hopとかポストロックは聞かないのですが、これは心揺さぶられました。一つ一つとても濃密な音楽が展開されていてどの曲もクオリティが一貫して高いです。ゆっくり徐々に曲が進行していくものもあれば、とてもドラマチックに動く(それがポストロックっぽい?のかな?)曲もあり、なかなか腕が立つアーティストだと分かります。

オススメはM7.None Shall Sleep Tonight、M9.Love, The Sin。M7はイントロのヘンテコビートで既にノックダウンした。後々聞いてみるとこの曲がクライマックスっぽく構成されていて、それにふさわしい大作感です。
一方のM9はとても音数を最小限に抑えてアルバムの終盤感をかもし出しつつ、Wobble気味な低音が暴れるのを抑えていてCool。

いわゆるmassive attackみたいなのが好きな人にも、wagon christみたいなブレイクビーツ好きもとにかくおすすめ。

Moth Equals - The Fall and Rise (bandcamp)

2011年7月2日土曜日

8tracks "spring inhumation"

6月なんて最初から無かった。

さすがにほったらかしすぎてbloggerの使い方忘れた…
とりあえず自戒ということで8tracks作りました。あと2,3個作ってそれらを「best selection 2011春号」の代わりにしたいと思います。
今回はspring inhumation(笑)と称して作ってみました。エモいの多め。たぶん他2,3個も大体エモいの多いとおもいますが。
とりあえずTracklistですす。
曲はもちろんすべてWebで拾ったフリー(だった?)モノですのでリンク張っておきました。おとしませう。


"spring inhumation"

Tracklist

1. Ice Cream Social - Into Forever [bandcamp]
2. 30[eks] - All Kinds Of Things [esnet4]
3. Lavoura - Nu Steps [bandcamp]
4. Anitek - Authorization [jamendo]
5. Bisweed - Evolution [bandcamp]
6. Parallel - Rotten Apples [XIZM014]
7. LCP - Light Splash Dream [TheSunWillRise]
8. The Crisis Project - White Expansion [BFW123]
9. Kinder - Games on the Field (If They Pick You) [bandcamp]
10. Dao Audio - The Traveller [TheSunWillRise]
11. A Fractal Void - The Door [DWK087]

total time : 52:00

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今回はエモ→不気味なブレイクコア系→エモ って感じになってます。
個人的に特に好きなのはM1,M5,M6,M8,M10あたりです。5,6は踊れますね完全に。
しかし気づいたらほとんどbandcampモノばっかですね。
割と最近はHip-HopやBeats系はbandcampが多いことに気づいた。

2011年5月20日金曜日

Incise - Familiar Voices





[Artist]: Incise
[Release Date]: 2010/12
[From]: Kitchen Dip Recordings
[Genre]: hip-hop, jazzy, ambient
[CAT number]: [???]
[Tracks]:20tracks (55:24)

CanadaはToronto出身のInciseによる20曲入りインストヒップホップモノです。Labelは2010年発足したばかりのKitchen Dip Recordingsから。

インストヒップホップなのですが、とても多幸感があります。ヒップホップなのでキホンループ音楽なのですが、ひたすら美メロです。サンプリングは少ないかなと思います。自分が知らないだけかもしれませんが。何曲かはボーカルがサンプリングされていますが基本ははいってません。

似たアーティストでいくとKondorが浮かんできます。生音が多用されていて特にピアノが多い。そしてピアノで美しいメロディを奏でている具合です。

日常の幸せっぽい感じのから、中にはきわめてエモいモノまで、多幸感に関しては幅広く扱われています。とにかく美メロが好きなかたには間違いないと思います。Kondor好きも問題ないでしょう。春に聞くのもノープロブレム。

Incise - Familiar Voices (page)
Incise - FamiliarVoices (320kbps zip)

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ちなみにこのリリースはリリースページにも書かれていますが2008年に日本のレーベル、GoontraxからリリースされたNobody's Storyの曲がほとんど占めているそうです。ただしCCライセンスされていて許可されているそうなので、問題なく落として大丈夫です。と言うか本人のHPにも記されているので大丈夫でしょう。

ちなみにNobody's Storyというタイトルでも同レーベルからリリースされています。すなわちFamiliar VoicesとNobody's Storyを落とすとNobody's Storyになるそうです。ちょっとややこしいこと書いてますねすみません。

2011年5月19日木曜日

Tardiss - Behind the Blind




[Artist]: Tardiss
[Release Date]: 2011/04
[From]: No-Source Netlabel
[Genre]: electronica, ambient, downtempo
[CAT number]: [NS028]
[Tracks]:11tracks (46:00)

Karl Koopmann and Steve SetzepfandtによるユニットTardiss(アメリカ出身)の11曲入りリリース。SekitosなどリリースしているアメリカのNo-Source Netlabelより。ジャンルは電子音よりなdowntempo。

リリースページにも書かれているようにBoards of Canadaっぽいダウンテンポです。音数が少ないメロディーが反復されながらブレイクビーツが鳴っているような。ただBoards of Canadaに比べて深遠ってかんじというよりかはまだ生きている心地はどこかにあります。展開がわりとあるからかも。

割とそれぞれの音自体は安っぽく感じるのですが、そのせいかメロディが際立っている気がします。ちょっとフロア向けではないですが家で聞く分には十分なクオリティ。おそらくギターやベースなどの音がロックっぽいところから起因しているのかもしれません。ビートの組み方はBoards of Canadaよりカッコイイ?かもしれません。主観です。


<試聴>
M07. Tardiss - Bicycle



Tardiss - Behind the Blind (page)
Tardiss - Behind the Blind (zip)



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にしてもSekitosのリリースからまだ1年も経っていないのにすでに14もリリースしているNo-Source Netlabel。名前に反してリリースペースははやく精力的です。要チェックやで!!!

2011年5月18日水曜日

TEKLINE - Beyond




[Artist]: TEKLINE
[Release Date]: 2011/04
[From]: Pharmacom-Records
[Genre]: techno, breakbeats, experimental
[CAT number]:[PCR090]
[Tracks]:11tracks (38:27)

ドイツのアングラレーベル(自称)のPharmacom RecordsからMichael Kremb、AKA TEKLINEによる11曲入りEP。無機質な音が漂い方向性も何も無い実験的なテクノです。BPMは遅めでハードってワケでもないです。

アニメ"Serial Experiments Lain"とかのBGMに合いそうな、サイケデリック電子音楽って言葉が似合いそうです。Saturatorがかかり切って歪みきってフラットになってる低音。ひたすら同じメロディがくるくる回っている。どこから引用したのか分からない女の声。そんな感じです。

あるいは回転するつかさとかで有名な"長細P"とかに通じる部分があると思う。ただこっちのほうはメロディにハッピー感はなく、ひたすらサイケ。あるいはフラッシュ全盛期の謎系フラッシュとかの映像があいそうな。そんな感じです。

とにかくそういう音楽です。


<試聴>
M06. TEKLINE - Locked



TEKLINE - Beyond (page)
TEKLINE - Beyond (320kbps zip)
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完全に余談なのですが、Pharmacom Recordsのアーティストページに載っているアーティスト写真が完全に良い感じのオッサンだらけでやばかった。アングラ張ってるのに凄い良い人多そうな、そんな印象。ドイツっぽい!!!

2011年5月17日火曜日

V.A. - Karakasa Vs CSS ~ Collabs Volume 1



[Artist]: Various
[Release Date]: 2011/03
[From]: Karakasa Music, Complex Sound Sagacity
[Genre]: acid, braindance, breakcore
[CAT number]:[KVC001]
[Tracks]:14tracks (1:00:49)

Acid, Breakcore系をリリースしているKarakasa Musicから、これまた同じジャンルをリリースしている Complex Sound Sagacity(CSS)との共同コンピがでました(Archive.orgではKarakasa Musicよりリリースとなってますが)。どちらのレーベルでも同じみなメンツが揃っています。

ヘンテコなメロディが特徴的なAcidミュージック。進歩無いのかあるのか分からないけど、何故かこういった音楽はリリースされるたびに胸踊ります。おそらく趣味ですね。合わない人はすみません。

とはいえ、感度の高いアーティストが揃っているのか、近年のDubstepであったりBEATS系に感化されたのかそういった試みも若干見られます。でもやっぱりアーメン刻みたい方もいてブレイクコアしちゃう人もいます。そして多くの曲がTB-303のベース音をウネウネさせてたり。

どれも個人的には甲乙つけがたく好きなのですが、特筆すべきなのはM2,M5,M6あたりですかね。
M2のMissqulaterによる曲は割りと実験的で、さらりと聞いてると前半(よく聞いたことあるようなクラシック曲のリミックス)と後半が別曲に感じます。ですが聞き直すとしっくりくる?かんじ。(余談ですが前半のクラシック部分はCeephax Acid Crew - Prelude In 303 Majorの影響なんですかね)
M5はAcidburp先生による曲。ゆったり始まりながらも徐々に盛り上げながらどこか哀愁帯びてる感じが素晴らしく、彼の特長が良く出ている良曲。
M6のKevin Polzerは完全エロゲンベースです。エモイ。

他にもOxynucidやthe Carrier Wave, Chevron(!), Fah(!!!)など割と豪華なメンツが参加してます。Vol.1と打っているのでVol.2に期待しちゃいます。


<試聴>
M06. Kevin Polzer - What's Y And U



V.A. - Karakasa Vs CSS ~ Collabs Volume 1 (page)
V.A. - Karakasa Vs CSS ~ Collabs Volume 1 (VBR ZIP)

2011年5月16日月曜日

Franz Kirmann - Destiny Lives Down the Road (music for a short film)




[Artist]: Franz Kirmann
[Release Date]: 2011/03
[From]: Bandcamp
[Genre]: ambient, soundtrack, electronica
[CAT number]:[none]
[Tracks]:8tracks (15:11)

Bandcampよりイギリス出身のFranz Kirmannによるセルフリリースです。ショートフィルムのために作られたサントラです。

短い曲ばかりですし、サントラであるためにどれも一シーンだけってかんじで物足りない感がありますが、それはどれもとても丁寧に作られているからだと思います。ショートフィルムを見る前にこれを聞いたのですが、哀愁漂う夕焼けの郊外っぽさが浮かんできます。まあ実際はどうかは、見てのお楽しみということで。

主題曲であるDestiny's themeはとても感傷的なつくりになってます。シンプルでちょっと起伏のあるメロディが最後まで繰り返しながら音が重なっていく感じが、優しいようななんというか…

そしてM7のEscapeもまた非常に美しい。シューゲイザーやポストロックっぽいホワイトノイズが漂いつつ徐々に進行していく感じがゆっくりと物語が進んでいくかんじでドラマチックです。タイトルにマッチしているというか、これもショートフィルム見たあとだとちょっとまた想像してしまう感じ。



まあ割とありがち、っと言ってしまえばそれで片付けられてしまうわけですが、クオリティの面では音も映像も到底無視できない、特に無料でっていうのであればなおさらって感じなので是非是非軽く触れてみてはどうでしょうか。

Franz Kirmann - Destiny Lives Down the Road (music for a short film) (bandcamp) ←bandcampなので視聴可
(Buy Nowのところをクリックして0ドルにすると無料でDLできます。もちろんよさげだったら金額入力して入手も可能です。)


Shortfilm - "Destiny lives Down the Road"
http://vimeo.com/21249315 (video)
http://www.elektrikzoo.com/shortfilms.html (page)

2011年5月3日火曜日

Younnat - Radiovision



[Artist]: Younnat
[Release Date]: 2008/??
[From]: Kahvi Collective
[Genre]: synth, funk, electro
[CAT number]:[kahvi256]
[Tracks]:6tracks (26:46)

Electronica, Ambient, IDMの老舗Kahvi Collectiveからの6曲入りEP。Younnatはウクライナ出身だそうです。

分かりやすいシンセ音により奏でられたメロディで、非常に軽快でファンキーなものが多くなってます。アクセントとして映画のセリフ?がサンプリングされてて、シンセ全開の音に都会っぽさを感じさせてくれます。Kahviをこよなく愛し、チェックしている人にとってはちょっと異質なものとして聞こえてくるかも。


仕事が早く終わって帰れたときとか、休日の午後のゆったりタイムとかにBGMとして聞くとあいそうです。ただBGMとして聞いててもただのBGMとして終わらないフックみたいなものも感じます。

個人的に気に入ってるのはM5.old movies not terribleです。中間に入るどこか東洋っぽいメロディが某2chの糞曲スレを思い返すようなもので、とても味が濃く感じて個人的にはたまりません...全体のストーリー性というかタイトルにあった感じもGoodです。

息抜きになにか軽いものをって時にはぜひともオススメしたいリリースです。

<試聴>

M5.old movies not terrible




Younnat - Radiovision (Page)
Younnat - Radiovision (VBR, ZIP)

2011年4月29日金曜日

Various - Cut Volume 1



[Artist]: Various Artists
[Release Date]: 2011/04
[From]: Cut Records
[Genre]: dubstep, 2step, IDM
[CAT number]:[???]
[Tracks]:14tracks (1:17:00)

新しくできたCut Recordsによる1段目としてのコンピレーションになっている。IDM寄りなDubstep, Future Garage系のリリースが今後ここから増えていきそうなリリースです。

ポップ色は薄めで、どちらかと言うとディープハウスみたいな浮遊感が漂っている感じのにビートが組まれた感じのが多めになっています。展開も少なく割りとミニマルです。Dubにある土の匂いと言うよりかはサンプリングによるブレイクビーツが使われていないのか機械的な空間を想起させるのが多くなってます。Ital-Tekを聴いたことある人は彼の曲を思い浮かべれるといいかと思いますし好きでしたらこのリリースは間違いないです。

ここ最近はビートの組まれ方が2stepに似たような感じが増えてきて一言で"Dubstep"と括られることは減ったように感じます。(まあ元々Dubstepと言うジャンルがそういうひと括りにできない側面を持っていたってのもあると思いますが。)かつ90年代の2stepとは一線をかすような音なので、それを"Future Garage"と呼ぶのかはちょっと詳しくないので分かりませんが、とても面白いビートの組まれ方が増えてきたように感じます。

このリリースもそういったものが増えていて、もちろん普通のDubstep(M9など), 2step(M5など), D'n'B(M13)もありますが、4つ打ち気味なもの(M10)もあれば、軽くブレイクコア気味になってるヤツ(M12とか)もあって、そういった意味でバラエティに富んでいます。今後のこのレーベルからのリリースに期待を寄せざるを得ない良コンピに仕上がってます。

!!!昨今のクラブシーンの音楽に興味あるおえらい方々ぜひとも御一聴を!!!



Various - Cut Volume 1 (page) ←bandcampなので視聴可
(Buy Nowのところをクリックして0ドルにすると無料でDLできます。もちろんよさげだったら金額入力して入手も可能です。)


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ちなみにM13のOriginal MixはEchodubの"Echodub Loves Vol.2"にあります。そちらではダブステップに仕上がってます。
そしてこのレーベルを知ったキッカケもEchodubでしたので、おそらくレーベルオーナーであるDFRNTが何かしらEchodubとのコネを持っているものだと思われます。
ちなちなみに、DFRNTのHPには無料のremixesなどなどがありそれもクオリティ高洲クリニックなのでオススメです!!!

2011年4月23日土曜日

Mean Spirited Mirth - 12 Points Ov Damage



[Artist]: Mean Spirited Mirth
[Release Date]: 2011/03
[From]: Braincore Recordings
[Genre]: experimental, breakcore, gabber
[CAT number]:[BC_015]
[Tracks]:6tracks (33:49)

アメリカ人のMean Spirited Mirthによる極めて攻撃的なブレイクコアな6曲入りEP。U.K.ネットレーベル、Braincore Recordingsより。(推測ですが、おそらくCentrifugeのサブ(姉妹?)レーベルと思います。)

きわめて実験要素が強いブレイクコアになってます。とにかく脈略、方向性はありません。攻撃的な音をひたすらカット&ペーストを繰り返したような感じになってる。音の種類は多彩でユニークです。メロディは存在しません。
こういうのを聞いているとネットの海をひたすら泳いで面白い音を拾ってつなぎ合わせた気分になるのでとってもネットサーフィンに相性が良い気がします。

音がダンスミュージックなのに、全然踊れないしカッコヨサとか分からない。それが逆に自分にとって癒しの効果をもたらしている。まあ要するにノイズミュージックみたいな感じで完全に家で聞く音楽に成り下がってるのがいいんだと思います。

まあこういう音楽は特にレビューしようがないしするのも滑稽ですし、もともと能力のない私ですが、何も考えずにこの音楽を聴きながらtwitterのタイムラインをボケーッと眺めると多分ちょっと元気になるかもしれません。メイビー。


Mean Spirited Mirth - 12 Points Ov Damage (page)
Mean Spirited Mirth - 12 Points Ov Damage (DL)

2011年4月22日金曜日

.crk - unlockable



[Artist]: .crk
[Release Date]: 2011/03
[From]: MIMI records
[Genre]: drill'n'bass, breakcore, dark
[CAT number]:[mi167]
[Tracks]:6tracks (28:38)

ポルトガル出身、.crkによる6曲入りEP。ポルトガルレーベルの老舗、MIMIから。

BPM早めでアーメンがガンガン攻めてくる系のブレイクコアです。完成度は高く久しぶりにアーメンでテンションあがりました。ガンガン攻めてくるとはいえ、非常に"溜め"が上手い。いつごろアーメンが鳴りはじまりドリルしてくるのかが、とっても自然に感じます。
ジャンルにダークと打ちましたが、メロディはハッキリしていて、暗い雰囲気の中にも高揚感はあります。オクターブが通常よりひとつ低く感じる低音がどの曲にも沈殿していて暗さをかもし出しているのかもしれません。若干のダブの影響があるかもしれない。わからない。

オススメはM3.01010101010101です。徐々に盛り上がりつつ、後半にアーメンがなる感じがスバラシイです。
M4.unlockableは転じて比較的雰囲気明るめなナンバーになってて良い感じに対比されてます。
とにかく俺は暴れ狂うアーメンが聞きたいんだ!はやくしてくれ!って方はM2を早急に処方されるといいと思います。

<試聴>
M3.01010101010101




.crk - unlockable (page)
.crk - unlockable (DL)

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.crk気に入ったならenough recordsから出ている彼の前のリリースもあわせてどぞ

[enrmp250] .crk - Dematerializing Sound Theory (DL)

蛇足ですが、MIMI recordsのURLが"clubotaku"とあったので日本に関係するのかなと思ってMIMIについてちょろりと調べてみたところ、どうも日本-ポルトガルに関連したリリースをしたいというところからきているそうです。発足したキッカケがポルトガルの日本大使館で行われたイベントに感銘を受けたからだとか。

そういうこともあってか、結構数多くの日本のアーティストがMIMI Recordsからリリースされています。MIMIのリリースページから色々探ってみるととても良いものを発掘するかもしれませんよ…うふふ…

2011年4月20日水曜日

Lullatone - Music For Apartments




[Artist]:Lullatone
[Release Date]: 2003
[From]: Observatory
[Genre]:electronica, minimal, drone
[CAT number]:[os024]
[Tracks]:3tracks (15:57)

テーマは温故知新です。2003年とかもう8年前。
トイトロニカとかでは大御所?のLullatoneによる3曲入りEP。比較的古い音源ですがクオリティは高いです。
ChildiscなどでおなじみのLullatoneサウンドが楽しめます。僕はChildisc以外では追ったこと無いのでちょっとそのあとの音は疎いのですが、透き通ったランダム性が高い音たちのサウンドは健在です。まあリリースされたのが2003年なのでその頃の作風に沿った感じになっています。
完全にランダムと言うわけではなく比較的ループされていて、メロディもある程度感じます。更に四つ打ち気味なビートも刻まれています。ので割とBPMを感じながらゆったりゆらゆらできる。
梅雨のシトシト雨とかを見ながら聞くと多分いいんじゃないんでしょうか。

Lullatone - Music For Apartments (Page)
Lullatone - Music For Apartments (DL)


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一個前に紹介したIce Cream Socialとその前のSug(r)Caneあたりにもつながる音だと思うので一緒にどぞ!
最近こういう耳に優しい系が好みなようで、こういうのばっかり紹介してしまってますね^^;

2011年4月19日火曜日

Ice Cream Social - Beyond Time



[Artist]:Ice Cream Social
[Release Date]:2010/10
[From]: bandcamp
[Genre]:ambient, dream-pop, dubstep,
[CAT number]:[none]
[Tracks]:7tracks (14:40)

アメリカのカリフォルニア出身のIce Cream Socialによる2nd album。Bandcampからのセルフリリース。

透明感、爽快感溢れる曲が揃ってます。透明な空間でくつろいでいる夢を見ている感じです。音の数は少なめですがBPMはそこまで遅くなく、平均的。音も比較的分かりやすいシンセの音でキャッチーです。ドリームポップやシューゲイザーあたりのジャンルの音に似てるかもしれません。

Ice Cream Socialの前作と比べてみると結構ドラムの音がが前に出てる印象受けます。4つ打ちであったりダブステップなビートが明確です。そうったビートにサイドチェインがかかってより一層ドラムの音が際立っている感じがします。

オススメはM1.Into Foreverですね。最初から結構印象的で綺麗な音のニカ系が好きな人にはぐっと引き寄せられると思う。イントロの綺麗な音からダブステップなビートが刻まれてて結構ウワーってなります。M6のRepriseバージョンも程よい低音が加わっていてオススメ。

低音とかに疲れてちょっと耳を休めたいときなんかに聞くと良い感じに毒素が取れて元気がでるので、そういうときには是非是非!!!公園とかで寝そべって聞いちゃいましょう。

Ice Cream Social - Beyond Time (page) bandcampなので試聴できます!
Ice Cream Social - Beyond Time (DL)

2011年4月7日木曜日

Best Selection 2011冬号 pt.2

Part2です!

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15.[miga42] Adapt - Vamos a un lugar espacial

genre: dub-techno, dubstep


割とテクノ色強めなDub~Dubstep。ブイブイ攻めてくる系ではありません。M4のイントロがなぜか日本語なのはなぜなのだろう。ありがちですね。
お気に入り度:★★★☆☆

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16.[ubi020] Various Artists — SOUNDSHOCK: FM FUNK MADDNESS!!

genre: funk, chiptune


ファンキーなチップチューンコンピレーション。ファンキー度はかなりあり、また完成度もどれも高く熟練オッサン臭高めです。参加者もチップチューンの重鎮たちが参加しててかなり熱いコンピに仕上がってます。
お気に入り度:★★★★★

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17.[KM-VOD001] vodor l zeck - welfare-disco

genre: acid, techno


高速メロディアスアシッド系です。変態度高め。遊んでいる感じが伝わってきます。1曲1曲短いので軽く聴けます。
お気に入り度:★★★☆☆

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18.[VL4-034] PPS- miniZyzyxx02

genre: breakcore, happy-hardcore, nerdcore


初期マルチネメンバーの一人であるPPS先生によるEP。絶妙なネタ使いと予測不能な展開はまさにナード。一度ハマると絶賛以外の声はでなくなります。
お気に入り度:★★★★☆


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19.[JUMB002] AEED – Titles

genre: Hip-hop beats chiptune


チップチューンなHip-Hop。それをBeatsと呼ぶのか僕には分かりませんが、チップチューンなゆえにメロディが際立っています。チップチューン一辺倒ではなくいろんな音が入っていて楽しめます。M08.Unknown Dilemmaとかファンキーでとても好きです。
お気に入り度:★★★★☆

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20.[mime02] Menion - "Morbida Oscurità"

genre: electronica, ambient, click


全体的に色あせ寂れたリゾート地のPVが似合いそうなアンビエントモノ。クリック色が強い音圧高めなキックにプチプチノイズが気持ちいい。ギターのけだるいメロディが夕焼け感あって良いです。
お気に入り度:★★★☆☆

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21.[001netlabel.com-10] POLAR - Alpha State

genre: acid, hip-hop, idm

BPM遅めなIDM系。基本的に暗めしっとり。宇宙っぽい。Hip-Hopっぽいけどキックがガバってたりとか、謎なトラックなのが多いです。
お気に入り度:★★★☆☆


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22.[BITPEP009] T-Toe - 'Value Of Form' EP

genre: pop, breakcore, vocal

いろんなジャンルを試している感じですが、基本的にポップでキャッチーなのが多いです。若干ダサく感じるところが逆に病みつきになるタイプ。それとトランペットが多用されててセクシーですね。
お気に入り度:★★★★☆

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23. [Foundamental Network 002] I/DEX - Tetrapolar 2003 Remastered

genre: glitch, electronica, field-recording


グリッチ系エレクトロニカ。グリッチ音と規定にプログラムされたかのようになる綺麗な電子音が気持ちよすぎる。なんか知らないけど脳内麻薬が出てきます。そしてサイトのジャケがステキ。
お気に入り度:★★★★★


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24.[sws044] 0ut-0r - analog gentleman

genre: acid, electronic


The Tussみたいな変態アシッド系。比較的どこに向かっているのか不明なメロディ系が全面に出ててブイブイアシッドで攻めてきます。
お気に入り度:★★★★★


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25.[alw042] Peter Clamat - Daheim und Unterwegs

genre: house

これは、ハウスです。(そう、思う。僕は。)
お気に入り度:★★★☆☆


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26.[wh163] Cult of the Hidden Nerve – Collidescope Soul Machine

genre: electronica, experimental, folk

民族系エクスペリメンタルブレイクコア?脈略のない音が鳴っているけど統一性がありそうな感じの曲ばかりです。ジャケどおりに民族系から宇宙も感じます。怪しい宗教感を体感しよう。
お気に入り度:★★★★☆





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27.[mi162] Yuichi Yoshigiwa - feof EP

genre: glitch, noize, electronica

Max/MSPを使ったグリッチトロニカ。これは間違いなくハードコアです。ひたすらグリッチグリッチしつつ多幸感が溢れてきます。グリッチなニカ好きはマストですこれ。
お気に入り度:★★★★★


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