2012年6月27日水曜日

Piotro - Simple Stories




[Artist]: Piotro
[Release Date]: 2012/04
[From]: BFW Recordings
[Genre]: Ambient
[CAT number]: [BFW173]
[Tracks]: 7 tracks (33:32)


ポーランド出身のPiotro (本名:Piotr Truszkowski)と言う名のアーティストから7曲の幻想的なAmbientです。リリースはAmbient、Shoegaze、Electronicaを数多くリリースしているBFW Recordingsから。

Piotro氏のSoundcloudを観ていただくとわかりますが、割りと彼の得意的などちらかと言うとTranceや電子音楽に傾倒したAmbientに仕上がっています。
Ambientものにしては1曲5分前後とあまり長くないのですが、どの曲も同じような音で構成されており、全7トラックを通じて1曲みたいな雰囲気があります。

Beatありの曲と無いのが半々ぐらいですが、所々小さな粒のノイズが走っていたり、プツップツッっとした音がリズミカルに鳴っていて心地良いです。ウワモノの音自体はシンセの音が全面に出されていてトランシーなのですが、ビートだけがやたらametsubのようなブツブツ具合で、この奇妙な組み合わせがグッときます。

紹介文では遠くの空模様の変遷をゆっくり観ている感じと書かれていて、確かにそのような風景をイメージできるように仕上がっています。付け足すならばやはり個人的にはこのリリースはAmbientのなかでもとても電子音的だったので、どうしても近未来、SF的な風景が浮かび上がってきます。

個人的に好きなのはM3, M5あたりです。M5はビートが割りと明白に打たれており、ノレます。M4は透き通ったけだるい感じの女性ボーカルが入ってて、EPにスパイスを加えています。

Preview: M3.  We Have Never Known

2012年6月21日木曜日

Juan Farcik - b+ ep





[Artist]: Juan Farcik
[Release Date]: 2011/09
[Genre]: Minimal Techno
[CAT number]: [abkt010]
[Tracks]: 3 tracks (22:34)


今回は、アルゼンチンのネットレーベル、Abstrakt RecordsからMinimal Technoのリリースのご紹介です。アーティストもアルゼンチン出身のJuan Farcikさんです。

音楽作品について書くには未だに勉強不足でどう書いていいのか困るのですが、これがMinimal Technoになるとほんと難しいので今回は難易度高いです。

今回の作品は特に、Minimal Technoのなかでもメロディはほとんど介在せず、低音すら不在がちで、存在するのは4つ打ちビートが鳴っているなかにサンプリングやら効果音が散りばめられている感じで、そういった意味でもとてもMinimalisticであります。

全般的にキックやスネアの音とかは硬く、深くリバーブがかかっていたりしていて、ソリッドな感じです。が、その中でパーカッションの音が軽くシャカシャカ鳴っているので、熱気があります。アルゼンチン出身というバイアスがかかってしまったからそう感じてしまう部分はあると思いますが。

というわけで、Minimal Techno好きなら音のクオリティ面では十分素晴らしいと思いますし、踊れます。僕が今まで紹介していたミニマルが良かったならこれも問題なく好きになれると思います!ぜひぜひ~!




Preview: M1.lunático






2012年6月17日日曜日

8tracks - All The Flowers



最近めっきりブログ更新してなくすみません。Music Forest様およびyamanotedreams様も休んでいらっしゃるので僭越ながら勝手に危機感を感じ始めたのでちょっとは更新しようと思います。

んで、8tracksですよ。やっぱり手っ取り早く色々ネットレーベルモノを紹介できる良いツールであり、自分自身も当時何聞いていたのか明確なログ残せたり、整理ができるので割りと重宝しております。

今回はTwitterにも書きましたがテーマは「春のお花畑ニカ風味サラダ」というなんかギャラクシーエンジェルみたいなものです。割りとfoggyなpost dubstepが中心だけどちょっと可愛らしげがあり、トリッキーな掴みづらい感じをイメージしてみました。

ジャンル的にはElectronicaを基軸に、Juke/Footwork (M2, M6), Witch House (M4), Drum&Bass(M3,M7)な感じなのが多いです。特に好きなのはM2, M3, M11あたり。M6はベストドープトラック賞です。


合計11曲、約45分です!上のプレイヤーから直接聞けますので、よろしくです!

"All The Flowers" tracklist:

1. hindusquad - ROOMER [FOGPAK#1]
2. 食品まつり a.k.a foodman -HITOU HE GO(秘湯へGO)  [Soundcloud]
3. Between Cathedrals - Snow [14014]
4. Madlock aka David Mathes - LAENEM [Asheville Beat Tape Vol.2]
5. LAKE R▲DIO - Taps [Planet Earth About To Be Recycled]
6. Vtgnike - Eduard Ross VIP [Province]
7. Gumbel - Elefunks [SE035]
8. D-Fried- eterna [mzkg016
9. The Oo-ray - Areore [SEQ003]
10. Sekotis - Eldhraun [NS045]
11. Smoothiesforme - Will This Ever End (DFRNT Remix) [Actaeon EP]

Total Time = 45:48