2011年11月12日土曜日

City of the Asleep - Transcendissonance




[Artist]: City of the Asleep
[Release Date]: 2011/7
[From]: split-notes
[Genre]: Experimental, post-rock, Glitch, Psychedelic
[CAT number]: [SPNT007]
[Tracks]: 12tracks (47:38)

Igliashon Jonesというおかたのソロプロジェクト、City of the Asleepによる実験要素の強い12曲。不協和音とか12音技法とかそういうのに凝っているレーベル"split-notes"からで、内容もそういった具合で。

まずジャンルなのですが、おそらく初めて、Post Rockというジャンルを紹介しているかもしれません。ボクのbloggerのラベル欄には残念ながら無かったのではじめてになりますね。しかしPost RockといってもRock要素といったらギター音とベース音ぐらいになりますので、いわゆるRadioheadとか想像していたのであったらすみません。

post rock = ロック以降 = これまでやってきたロック以外を目指そうぜ!っていうジャンルぐらいしか認識していないのですが、そういう意味であればこちらのリリースもポストロックに当てはまるでしょう。素直に音楽的快楽を提供するのではないサウンドがちりばめられていて、反骨精神が感じられます。リリースページにも「アーティストは長らく"調和信仰"に対する批判精神を持っている最高な野郎だ!!!ヒッハー!」見たいな事が書いてあり、ジャケとかの雰囲気からもそういったのが感じられます。

それはそれでなんか逆に型にはまっている感じありアレなのですが、純粋に音を聞くと、いわゆるポストロック(そもそもあまり聞かないのでこれも偏見あふれていますが)に収まっておらずいろいろ試しています。
それを一番体現しているのはM3. Trilobeなんかでしょう。壮大なクラシックな音で盛り上げておきながら後半いきなり商業っぽい安いダブステ音。
M11. Concrete Monolithとかはヒップホップの要素やグリッチなサウンドで興味深い。

普段聞きなれた音楽に飽きたときにはもってこいな音楽です。


Preview

City of the Asleep - Trilobe




City of the Asleep - Transcendissonance (page)
City of the Asleep - Transcendissonance (zip, mp3)


ちなみに、アルバムタイトル、「Transcendissonance」は
Transcend+Dissonance=不協和音を超越する
だそうです。

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