[Release Date]: 2011/11
[From]: Pegasia Music
[Genre]: Glitch, Electronica
[CAT number]: [PegasiaMusic010]
[Tracks]: 5tracks (19:10)[CAT number]: [PegasiaMusic010]
初めて聞くPegasia Musicというネットレーベルから、これまた初めて聞くPhil GerusというアーティストによるEPです。まだリリース数13と少ないあたり新しいのかなと思いAboutページを読むと2009年から始めたそうで、Electronic, Alt. RockやSteampunk(初耳のジャンルだ!)に傾倒した音楽をリリースしていきたいとのこと。そしてPhil Gerus氏はモスクワ出身のアーティスト。
さて当リリースなのですが、ジャケらしい生音的でちょっと現代音楽的?なグリッチサウンドになっております。グリッチにも色々と波形編集的な手法であったり、プログラミングを使った手法であったりと色々とあると思いますが、Phil Gerus氏のブログを見る限り、彼はMax/MSPを使用してグリッチを行っていると考えられます。
具体的に音を見ていくと、主題的なピアノのメロディにグリッチがかかっていたり、フィールドレコードの音が複雑に交錯していたりと、どちらかといえばAmetsubのような粒粒が細かいグリッチサウンドになっています。エレクトロニカ・ミュージックの中でノイズのようなプツプツ音がたまらなく好きという人も居て、僕もその一人なのですが、このリリースではそのプツプツ感が結構あってキモチイイです。
日本のHz-Recordsのような攻めるタイプとは違った、眠気を誘うようなグリッチサウンドが聞きたくなったら聞いてみてください。
Preview: M2. March Skies
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