2014年5月21日水曜日

6 Bossa Nova Pieces from Bandcamp

今週はちょっとしたまとめ記事。

Bandcampではリリースにつきレーベルやアーティスト自身がつけたジャンルのタグを元にタグ検索できるようになっているんだけど、それを利用してざっくりと暖かくなってきたことだしBossa Novaをディグってみた。(本当は三月くらいにディグっていたのだが暖かくなっていたので機会を待ってた)



1. Dave Holmes - Born To Bossa - Volume I


1発目はDave HolmesによるBossa Novaカヴァー集。Summer SambaやMas Que Nadaなどたぶん一度は聴いたことあるような曲が揃ってます。スタイルとしては渋い男性の歌声にギター一本という弾き語りな感じですが、録音の質が良く、演奏もうまくクオリティ高いです。しっとりな感じでちょっとほっとしたいときに聞くにはぴったりです。

Preview: M13. Samba de Verão (Summer Samba)




お次はBossa Novaと言うよりはSambaっぽい感じでエナジーあふれる感じのリリース。タイトルもCarnavalesとあるように南米のお祭りぽさがある曲が揃っていて軽快でリズミカルです。1つ目より、より民族的で情緒的でジャジーです。

Preview: M9. Temporal


3. nick tha 1da - BossaBang 2: Saudade


お次はHip-Hop色が強めだけどローカル感あふれるリリース。実際のリオでライブもやっているというnick tha 1da。Mixtapeみたいな感じに仕上がっている当リリースはやはりビートが重視されている感じで、純粋なBossaなところもありつつ、ヒップホップもあり、ビートボックスな曲もあれば、しっとりもありと、いい感じにブレンドされていてなかなか愉快です。案外LAのBeatsモノが好きな人は気にいるかもしれない。PreviewのM6とかはベース音が良く動いてオススメ。

Preview: M6. Pintores



4. Os Afastados - Adaptar


お次は結構オルタナティブでアングラ感あるBossa Nova。比較的ポストロックな雰囲気のあるサウンドを持ちつつ、様々なパーカッションが土着的なリズムを醸し出していてなかなか独特です。想像するBossaとは結構かけ離れていて、先にあげたnick tha 1daに近い感じですがこちらのほうがダークで実験的。

Preview: M7. Dobrão



5. Maria Paula Godoy - "AMBAS" Entre Zambas & Sambas - AMBAS


こちらはどっちかというとスペインっぽい感じのちょっと豪勢な感じのBossa ~ Samba。というのもジャケの女性が歌い手なのか、とても力強いスペイン語の歌唱がとても特徴的で、キャラクターになってます。曲もどこかオトナな雰囲気が漂う曲が多く、オシャレなジャズバーで聞けそうな感じの曲が多い。

Preview: M7. Necesito Decir Que Te Amo




6. sophie ellen - moon 


最後に紹介するのは1番目のような弾き語りスタイル。ただ1が渋いおじさんボーカルだったのに対しこちらは上の写真が本人なのか透き通った女性の癒やしボーカルの弾き語りになってます。曲も英語の歌詞とスペイン・ポルトガル語の歌詞と半々です。最後はしっとりな感じのリリースで美味しいブラジリアンコーヒーでも飲みながら嗜んでください。

Preview: M2. sou do mundo




以上6リリースほど聴いてよかったものを紹介してみました。そもそもBandcampではやはり流行りのジャンルだったり王道なジャンルが大多数を占めていますが、こういうジャンルもしっかり良質なものが出ていることを知り、他にも掘ってみたくなったので、気が向いたらまた紹介します。

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